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[ウェブガク(Web学)](8時限目:サイトリンクって?)

みなさんは[エゴサーチ]しますか?[エゴサーチ]とは検索エンジンやツイッターなどで自分や自社の評価を確認することですが、ホームページ検索の結果で気になっていることがありませんか?タイトルと説明文の下に【メニュー】があるホームページとそうでないホームページがありますよね?今回はグーグル検索結果でもメニュー表示[サイトリンク]について講義したいと思います。(補習講義で表示させるコツもお伝えするので最後まで受講してくださいね)


【ウェブガク(Web学)とは?】

今日から使える、これからの自分のため、仕事のために、学んで損はない[ウェブガク(Web学)]今さら聞けないけど、やっぱり知っておきたいウェブの色々なことをウェブ業界15年以上のNODASTAGE教授が分かりやすく講義していきます。




【本日のテーマ】

〈検索結果のメニュー表示、サイトリンクについて〉

グーグル検索した時に以下画像(検索結果表示)のように検索結果が表示されますが、会社によっては黄色枠だけ表示されていたり、黄色枠と青枠、そして赤枠まで表示されているものがありますよね?


これが表示されていると、非常に目立ちますし、大手感がでてカッコイイですよね。


この赤枠のことを[サイトリンク]と言います。


              [検索結果表示]



今回の講義はこの赤枠(サイトリンク)についてです。

※青枠については前回の講義(7時限目:グーグルマップ表示、MEO対策)


では、


このサイトリンクはどのようにすれば表示されるか?


グーグルにお金を払う?

特別な申請をする?


実はこの表示、コントロールできるものではなく、グーグルが「ユーザーの役に立つと判断した場合に検索結果に表示される」というものなのです。


また「サイト構造でグーグルが適切なサイトリンクを見つけられない場合」や[サイトリンクとユーザー検索に関連がない]場合は表示されません。グーグルのアルゴリズムにより判断されるため、何を表示させるかを運営者側で指定するのも難しいものです。


また一般キーワードでの表示ではなく、会社名やブランド名、サービス名などの【固有名詞(指名)】検索の際に表示されるものです。


これは、一般キーワードではユーザーはまだ潜在的に情報を探している状態なので、特定のサイトのサイトリンクまで表示するとスクロールも長くなるし、ユーザーに使いづらさがでるためだと考えられます。逆に会社名やブランド名など決め打ちでその情報を知りたい場合(指名検索)は、サイトリンク表示によりユーザーが欲しい情報にたどり着きやすくするためと考えられます。




次に


サイトリンクが表示されるメリットとは?



サイトリンクが表示されるメリットは、まず[目立つ]ということでしょう。検索結果の画面の占有率が高くなりますし、他の会社との差別化、なんか凄そう、グーグルに認められているホームページ(ウェブサイト)と思われやすく大手企業感が演出されるでしょう。


また、競合会社が知名度の高い[ブランド名]や[会社名]でリスティング広告などを出稿し、ユーザーに勘違いさせてクリック誘導するような手法(本来好ましいものではないですが、手法としてやっている会社があります)の場合でもサイトリンクの方が公式と思ってもらえる可能性が高い。


そして、検索ユーザーが知りたい情報(例えば、あるブランド商品の価格を知りたい場合、サイトリンクに価格表記があれば、トップページからではなくすぐに価格ページにいける)にたどり着いてもらえ、運営者側からしても離脱防止にもなるということでしょう。


同様にサイトリンクに誘導したいページが表示されていれば、誘導率も高くなるということです。




【検索結果のメニュー表示、サイトリンクについてのまとめ】

では、[サイトリンク]について纏めたいと思います。


サイトリンクは、グーグルの判断により表示されるため運営者側でのコントロールは難しい。傾向としては、ホームページ(ウェブサイト)のトップページを訪れたユーザーから、アクセスが多くされているページやグローバルナビゲーション等ホームページ(ウェブサイト)の主要なページが表示されている。※以下補習講義でサイトリンクを表示させるコツをお伝えします。


サイトリンクは、般キーワードでの表示ではなく、会社名やブランド名、サービス名などの【固有名詞(指名)】検索の際に表示される。


また、このサイトリンクはリスティング広告(サイトリンク表示オプション)でも利用されている。


いかがでしたか?


今回は[サイトリンク]について講義してきました。


表示されるとカッコイイ、大手企業感がでる、ユーザーへの訴求力が高くなる[サイトリンク]、是非自社のホームページ(ウェブサイト)にも表示させたいところですね。




それではそろそろ3分経ちますので、今回のウェブガク(Web学)[検索結果のメニュー表示、サイトリンクについて]は以上となります。今後の自分のため、仕事のためにウェブガク(Web学)情報をお役立ていただければ幸いです。


     ↑↑↑ ここまででウェブガク(Web学)3分講義 ↑↑↑


検索結果のメニュー表示、サイトリンクについての3分講義は以上ですが、もっと学びたい方への補習講義は以下をご覧ください。




【検索結果のメニュー表示、サイトリンクについて(補習講義)】

補習講義では、


絶対ではありませんが、[サイトリンク]を表示させるためのコツをお伝えします。


まず忘れていけないことが、[サイトリンク]はグーグルがユーザーの役に立つと判断されて初めて表示されるものであることです。


ということは、


グーグルにサイトリンクを表示させたいページがユーザーの役に立つページということをPRすることが必要です。




[サイト構造を分かりやすくする]

グーグルは優秀な検索の仕組みを持っています。人が判断ではなくロボットが判断しているということですので、サイト構造やナビゲーションを分かりやすく構築するということが大前提です。


また、[サイトリンク]は傾向として、グローバルメニューやフッターなどのメニューが多く表示されます。


そのため、[サイトリンク]に表示したいメニューはグローバルメニューやフッターに入れるということです。


そして、


XMLサイトマップを設置、最新の情報を載せておくこと。


※XMLサイトマップとは、検索エンジン(グーグル)にホームページのコンテンツ情報をリストとして伝えるファイルです。これにより検索エンジンはホームページを効率的にクロール(巡回)してもらえるように促すことができます。グーグルのサーチコンソールから送ることができます。


XMLサイトマップやサーチコンソールについては、また別の機会に講義したいと思います。



本日も受講、お疲れ様でした。


この学びを踏まえて、あなた自身のため、仕事のためにご活用いただければ幸いです。またウェブガクでは受講生の皆さんのビジネスの役に立つウェブ情報の無料配信も始めています。以下もご覧下さいね。









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